『マスコミ・文化九条の会所沢』よびかけ

2005年3月26日

 今年は第二次世界大戦が終ってから60年、そして来年は日本国憲法が公布されてから60年目を迎えます。日本が開始したアジア太平洋戦争によって、アジアで2100万、日本では310万の尊い人命が失われました。そして、甚大な被害をあたえた戦争への深い反省から日本国憲法は生まれました。現在の憲法は、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重などを柱にし、国の最高法規としてわたしたちの生活に定着しています。平和主義を体現した第九条は、戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認を明記して、二度と戦争をしない決意を内外に明らかにしたものです。また、九条は新しい時代にふさわしい世界秩序を創造するものとして、国際的にもその先駆性と崇高な理念が高く評価されています。

 しかしいま、この憲法、とりわけ九条を変えようとする動きが活発になり、日本は大きな曲がり角に立っています。改憲勢力がねらっているのは、イラク戦争に見られるように、アメリカにしたがって日本を「戦争をする国」にしようとすることです。このような動きにたいして、昨年6月10日、著名人九氏のよびかけによる「九条の会」が結成されました。そのアピールで、この国の主権者である国民一人ひとりが、九条を持つ日本国憲法をみずからのものとして、憲法をまもる運動にたちあがることをよびかけています。

 所沢に住むわたしたちは、このよびかけにこたえ、ここに「マスコミ・文化 九条の会 所沢」を結成しました。国民を戦争に動員するうえで新聞・放送・出版などが果たした歴史的責任と、今日におけるマスコミ・文化の重要性を考え、憲法が重大な局面をむかえている現在、わたしたちは以下の目標をかかげて運動をくりひろげていきます。

1.日本国憲法を学び語り、「九条の会」のアピールを普及し、市民の多くの賛同者を広げる運動を展開します。

2.憲法に関するマスコミの報道を注意ぶかく見つめ、九条の改悪をくわだてるものにたいしては、市民と共同して批判、抗議の運動を起こします。同時に、人権と民主主義の中核をなす「思想及び良心の自由」(19条)、「信教の自由」(20条)、「言論・表現の自由」(21条)の厳守をかかげます。

3.憲法九条をまもるために運動する組織(九条の会・ところざわ等)、団体、個人との協力、共同の活動を自主的に取り組みます。そして、次の世代に日本国憲法を手渡し、21世紀に花開かせるために活動します。


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